シックハウス症候群

シックハウス症候群という病気が世間に知れ渡ったのは1990年代。

同じところに住んでいても、症状が出る人と出ない人とがいて、なかなか解明されませんでした。

家造りの材料が合板やクロスなど化学物質を多く含んだものにだんだんと切り替わり、サッシの性能が上がって、家の機密性が上がったことが後押しをして、室内の空気環境が悪くなり、シックハウス症候群になる人が多くいました。

実際にはサッシの性能が上がったことで窓の鍵がかけやすくなったり、機密性が高まることで冷暖房の効率がよくなったりといいことも多くありました。

ですが、換気という点に問題があり、今までは隙間から漏れていた空気が漏れなくなり、空気中の化学物質もそのまま部屋の中にたまってしまうことになってきました。

そこで目立ってきたのがシックハウス症候群です。昔から感じる人はいたのでしょうが、社会問題になるほどになったのはこの頃でした。

今は24時間換気というシステムが義務付けられているのでどんなに閉めきった室内でも台所の換気扇やトイレの換気扇を使っての換気ができるようになっています。

でもそれでシックハウス症候群が減るほど効果があったようには思えません。

やはり、化学物質の発生源を断つことが肝心です。

それには合成の接着剤をなるべく使わない施工が一番近道ではないかと思います。

実際に家造りをする際にいろいろなことを検討すると思いますが、こういったこともひとつの検討材料として頭においておいたほうがいいのではないでしょうか。

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